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IPO

オーストラリア証券取引所(ASX)で株式公開することによって、鉱山開発費用の調達を行います。

Australian Securities Exchange(ASX)
 

オーストラリアは鉱物資源が豊富なので、鉱山・資源関連会社も多く、オーストラリア証券取引所 (ASX)で上場されている会社の時価総額の30%が鉱山・資源関連会社で占められています。 ASXで鉱山・資源関連会社がこれほど活発に資金調達できている最大の理由として、ASXでの上場の 際に、JORC規定と呼ばれる基準に基づいた鉱物資源量の報告書(資格保有者レポート)の作成が義務付けられていることが挙げられます。 

JORC Code
 

JORC規定とは、オーストラリアが世界に先駆けて策定した鉱物資源量の評価規定で、国際的な評価 規定の基礎にもなっています。資格保有者の基準もJORC規定で定められていますが、認定団体(※)の 会員で、且つ、当該鉱床の評価経験が5年以上が必須とされています。 

※ 認定団体:大洋州鉱業冶金学会(AusIMM) 、豪州地球科学学会(AIG) 、及び米国、カナダ、南ア、英国、アイルランド、 欧州の 16 の鉱業冶金、地質に関連する団体 (日本の学会・団体は含まれていない) 

Competent Person's Report(CPR)
 

資格保有者レポート(CPR)とは、JORC規定で定められた資格保有者が、JORC規定で定められた基準に基づいて、鉱物資源の調査・評価・報告を行うものです。CPRに は、資格保有者自身の氏名の公表が義務付けられ、責任の明確化と透明性が確保されています。そのため、投資家はCPRの内容によって投資判断を行うので、規模が小さく知名度の低い「ジュニアカンパニー」でも資金調達は十分に可能です。

弊社も典型的な「ジュニアカンパニー」であり、ASXでの​資金調達が最も現実的な選択肢であると判断し、既に株式公開の準備を進めています。

AMC Consultants
 

弊社はAMC Consultants社(AMC)へ資格保有者レポート作成を依頼し、現地調査を完了いたしました。AMCは世界100か国以上で7,500件以上の調査実績があり、BHP BillitonやRio Tintoなどの超メジャー 企業を顧客に持つ、世界でも屈指の鉱山調査会社です。現地調査の結果、250ha鉱区は現状のままでも株式公開は可能だが、十分な時価総額を得るには、 ボーリング調査の実施と、出来れば3,000ha鉱区も併せてリスティングすることが好ましいとの回答を得ました。現在、引き続き3,000ha鉱区の買収交渉とボーリング調査の準備を行っています。 

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